NEW ARRIVAL "PHIL HOWARD"
6/20/2017

NEW ARRIVAL "PHIL HOWARD"


靴ずれの痛みが好きです。

こんばんは。田中です。

いきなり勘違いされる方が大勢いらっしゃるかと思いますが、マゾではありませんよ。


さて、またも曲者が当店を直撃。本日ご紹介いたしますのは、一般的なレザーシューズではありません。









【Phil Howard(フィルハワード)】

「Phil Howard Clog and Leatherwork」は、イギリス・マンチェスターの郊外で伝統的なクロッグ(木靴)をハンドメイドにて生産している「Phil Howard」のシューメーカー。

民族舞踏のダンサーたちが踊るときに履いていたというクロッグ(木靴)は、イギリス靴のルーツであり数百年の歴史ある民族的な靴でもあります。木のソールを成型し、ダンサーがステップを踏めるよう独特なフォルムであることが最大の特徴。

1800年代にはイギリス北部からスコットランド南部にかけて多くのクロッグ工房がありました。しかし、1900年台半ばのラバー製品の普及と共にその殆どが消滅。

1982に創業した「Phil Howard」では、数人の職人がその伝統を継承するのみとなっており、製造工程をすべて1人の職人が担います。
木の削り出し、革の鞣し、ネイル打ちに至るまですべて1人の職人の手によって作られる希少なシューメーカーです。



英国靴で、伝統的で、といったら質実剛健なイメージばかり先行しますが、

洋服を考えると、案外ラフで時折モードだったり。そんな靴です。


それでは、ディテールをご覧ください。



SLIP ON (BLACK) / 35,000YEN (EX-TAX)

SLIP ON (R-BROWN) / 35,000YEN (EX-ATX)







まず気になるであろう部分は、ソールの気遣いならぬ木使い。このウッドソールに使用している木は、丸1年寝かせて水抜きを行った丸太から厳選した部分のみを削り出して使っています。

季節によって丸太の含む水分量が左右してくる影響で膨張と伸縮を繰り返すうちに、アッパーのレザーを綺麗に縫製できないために水抜きは重要な工程となります。

カッチカチですが最初からつま先部を反らせているため歩きやすいですよ。

アウトソールは「LOGGER」ソールのハーフラバー。

「LOGGER」ソールは山靴に使用されることの多いラバーソールで、グリップ力100点・まったくすり減らないタフさが持ち味。歩いたときの レザーソールのような乾いた音もまた特徴的。

そしてそしてアッパーには「HORWEEN」社のレザーが使用されます。含油率の高いヌメっとした革の質感がウッドソールとの相性◎で見栄え良し。

また、染色はすべて天然染料を使用し職人自らが手作業で行っています。よく見ると色ムラがあり良い表情なんです。





TOPS / MOJITO 29,000YEN (EX-TAX)
PANT / PHOEBE ENGLISH MAN 50,000YEN (EX-TAX)
SHOES / PHIL HOWARD 35,000 (EX-TAX)



サボっぽく、サンダルを履くイメージが良さそうです。

ボリュームのある足元なので太いパンツが相性良いですね。

ブラックはモード、スタイリッシュ、ブラウンはワーク、ミリタリー、トラッドなイメージです。(個人的に)

今回はフィービーのリネンパンツと合わせましたが、ブラウンだったら、「TENDER Co.」のデニムや「TONSURE」のワイドパンツといったところでしょうか。

冒頭で「曲者」と書きましたが、このスタイリングで着用している間(ほんの数分)だけでも足痛いっす。じゃじゃ馬には躾が必要ねってことで、男性の皆さんいかがでしょうか?

秋冬には靴下と合わせてあげても良いと思います。


気になりましたら、是非お試ししてみて下さい。

皆さまのご来店お待ちしております。


MAIDENS SHOP 田中
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